実は先日、被害者の方から、

「事故に遭って出費が増えて困っています。。

　休業補償がされるまで少し掛かりそうです。

　何か良い方法はありませんか？」

という内容のメールを頂きました

その方には、自賠責保険の『仮渡し金制度』のことを

お伝えしたのですが、相手の保険会社はその辺のことは

何も教えてくれないというお返事を頂きました

でもそれは、当然なんですね

事故に遭うと、当初はいろんなお金が必要になります

保険会社は、被害者の方の生活が苦しくなることが分かっているんです

その状況を巧みに利用して示談を急がせます

わざわざ、助けるようなことはしません

そこで、私は思いました。

こういった、当面の資金が用意できなくて

困っている被害者の方って意外と多いのではないかと。。。

事実、私も示談交渉のために２００万ぐらい借金しました

費用の内訳は、弁護士への相談料や行政書士への依頼費。

入院雑費。セカンドオピニオンなどの費用。その他諸々です

もちろん、自分で払える範囲で借りましたので

問題はなかったのですが、そのぐらいは必要でした

ちなみに、借りた費用は最終的に慰謝料で一括返済しました

でも、費用を掛けて勉強したり、相談したり、

依頼したりした分、

慰謝料は納得行く形で決着することが出来ました

もし、無知のままだったら、

絶対に納得行く示談は出来なかったと思います

あと、保険会社にも足元を見られて、

それに屈服したかもしれません

お金が全てではありませんが、

納得行く示談を成立させるためには

どうしても、最初のつなぎの資金は必要でした

今の状況はどうですか？

もし、ちょっと厳しいようであれば

まずは、自賠責保険の仮払い請求を利用しましょう

そして、それでも足りないようであれば、

銀行系のカード会社で一時的に借りてもいいかもしれません

その場合は、利息がかさまないように慰謝料が来たらすぐに一括返済しましょう

何にしても、事故に遭うと出費がかさみます

なんとかそこを乗り切って、万全の体制で交渉に望みましょう

保険会社に足元を見られないようにすることも

示談交渉でのポイントです